ねばねばの素はなに?

Tag: ネバネバ 分子模型


 世の中に化学物質でできてないものはないです。
 すべて分子でできているっていうのが科学の基本。そこからいろいろ考えていくと理解がしやすい。
 これはしっかり教育しないといけないことなのね。
 そういう基礎があれば「水はなんでも知っている」なんていうオカルトが教育の場に入ってくる余地は全くないのだけど、教育世界はどうも科学でなくて根性論なので簡単にオカルトが入ってきます。

 さて、食べ物も当然、化学物質でできているわけですが、その中でも「ねばねば」ってどんなふうに分子がつながっているのかと疑問を持った人たちが集まってお話し合い。


 後ろに見えるのは「もずく」や「納豆」などのねばねばの食べ物。
 手前にあるのはポリグルタミン酸。グルタミン酸がたくさんつながってできている物質。おそらくこれがねばねばの糸なのか?って感じで作ってきた分子模型。


 これが単品のグルタミン酸、一億倍です。よく「うまみ調味料」として使われているものですね。
 これが味蕾細胞のレセプターにはまることで「トマト」が美味しいって感じたり、「昆布」を美味しいって感じたりできます。


 これは「ブドウ糖」 超偏食な脳が唯一エネルギー源とする化学物質です。お砂糖(ショ糖)の片割れです。お砂糖はブドウ糖と果糖の合成物質です。

 こう考えると普段身近にあるものが途端に危険なケミカルなものって見えてきますか?

 まぁそれはさておき、このねばねばが一体どうなって糸を引いた状態になるのかが疑問です。まだ始まったばかりの勉強会です。


 今回の座長、私の心の師匠、板倉聖宣先生です。仮説実験授業の提唱者です。
 まだまだいろんなことを伺いたいけど、なかなかお話しできません。だけど勉強するしかないのだわ。


 この勉強会の後、もずくカニという川のカニを食べました。なんでも上海カニと同じ仲間になるそうです。

 ミソがいっぱい入っていて美味しかったです。


 目を細めて遠くから見て下さい。獅子が岩というそうです。


 絵を描いてみました。余計わかりにくいかな。

 板倉先生、またお話ししたいから仮説社に遊びに行こうかな。

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