中国茶 餅茶を飲んだ

Tag: 中国茶

食べたわけではないんだけど、まぁ口にしたということで・・・
人生で初めてこんな石のように固い、円盤みたいな茶葉を触れて、それをトンカチで砕いてを飲みました。
お茶の名前は「雲南七子餅茶」YUUNNAN CHI TSE BEENG CHA ウンナン チーツー ペンチャ?
 
餅って書いてあるから、きっと平べったいって意味ですよね。確かクッキーも餅って書いてあったような気がする。
薄紙を開いてみます。
見事に固まっています。 真ん中が凹んでいる。800gくらいあるかな?
 
大きさ比較のため一般的なサイズの湯飲みを横に置いてみました。
そうして結構匂いがします。なんかお茶?って感じの匂い。
 
厚さを見てもらうので手に持ってみました。 このまま公園で投げたい気分になります。
でも重さで飛ばないよな。誰かに当たったら絶対怪我する。
 
とにかく固い。
どうやって砕くんだって思って、飲んだ人に聞いてみたら「手で砕くんですよ~」って涼やかに言う。
「え、手で???」
とても折れません。空手チョップ(ふる~い)でも無理です。エルボーでも、キックならいけるか?
しょうが無いのでトンカチでガンガン叩きます。部屋中にものすごい音が響きます。
いえ、日曜大工をしているわけではないんです。ごめんなさい。

で、15分ほどかけてなんとか急須に砕いた茶葉を入れました。
 

中国茶は一度、洗茶という作業をする必要があると聞いていたので
とりあえずポットの沸かし立てのお湯をザーッと入れて捨てます。
その色がすごいの。
まるでソースのような泥水のような色。大丈夫なのかこのお茶!と不安になってきました。
そうして1煎目を茶碗に注ぎました。 そうしたら結構普通の色。
 
飲んでみると・・・ あら、茶葉の塊だった時の匂いはしません。
爽やかで渋みもないお味。ただ、煎れ方が悪かったのか、旨味を感じません。う~ん。 
でもなかなか好評。最初のあの姿と洗茶の色が凄かったですから・・・

で、ちょっと調べてみたら、このお茶ってプーアール茶なんですね。
自分が一人で中国に行ってお茶屋さんでこれを見かけても絶対に買わなかったと思うのです。
だけど中国に造詣の深い方がお土産として買ってきて下さったお陰でこんな塊のお茶を体験することができました。
もっとちゃんとした道具を使ったらもっと美味しく飲めるんだろうな~
お茶の里ケンミンとしてはもう少しお茶に造詣を持ちたいな。

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