昔々・・・ ログハウスを造った

Tag: 青少年旅行村

20代の頃の話。

地元の遊びのグループ(雄遊組)といろいろ思いついて遊びの企画を考えていた。
私は末席にいただけでリーダー達がいろいろ考えていた。
みんな好きな事で遊ぶためにいろいろアイディアをひねっていたの。
ダンスパーティーを企画したり、子どもを集めてサマーキャンプをやったり。楽しかったのよね。
そのキャンプによく使わせてもらってた旧龍山村にある「青少年旅行村」ってところに三年くらいかけてログハウスを造ったことある。
きっかけはその遊びのグループに建築設計のできる人が入ってきたから。
ちょうどログハウスなんていうのが流行りだしている頃でキットなんかも売られはじめた頃だったけど。私たちにはそんなキットを買うお金はない。
少年旅行村のオーナーさんに相談したら山に転がっている間伐材を使っても良いことと、キャンプ場の一部を自分たちで整地するならいいよ~ってことになったわけ。
建物を建てたら税金が発生するので私たちは建てるだけ、所有はオーナーさんでお客さんに貸したりすることになった。

地面を整地して基礎を打って、山から間伐材を降ろしてきて、木の皮を剥いてって少しずつ少しずつの進めていった。みんな仕事を持っているから行ける人が行くって感じでまさにこれがボランティアだよな~って思った。

私のボランティアの意識はここにある。
よくボランティアのことを尊い素晴らしいことって思いたい人いるけれど
結局、本人がやりたいことをやりたいだけ、できないことは無理してやらないってボランティアにはずごく大事。でなきゃ他のことをしながら3年もかけて自分たちの儲けにならないことを続ける事なんてできないもの。

ただ、やって楽しい。それが長続きするボランティアの基本。
苦しくて嫌な事なんて長続きなんてするわけ無い。それは仕事。
とある高校にボランティア部なんていうものがあって驚いたことがあったよ。
部活動でボランティア????って。
四角く一本一本材木を積み上げて、間にガラス繊維を詰めて、防腐剤ペンキを塗って、最後には別に組み上げていた屋根をのせる。
屋根をのせるとき、「これってのせた途端に壁がばた~んって倒れたらドリフだよね~」なんて冗談も冗談に聞こえなくなりそうなどきどき感。
無事に屋根を載せることができた後に、窓サッシやドアを入れるところをチェーンソーで開けてはめ込む。
水道の配管や電気の配線もしてできあがったのがこれ

もう今は使われていないみたいだけど、当時はここを使っている人も見たことある。
キャンプなのに、炊飯器や電気ポットを持ってきている人を見て驚いたっけ。
「あんなに電気使える容量あったっけ?」と思って心配したりした。

造り上げる途中、バーベキューしたり、いろいろあったな~ 若い頃の良い思い出です。

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